情感あふれるミニヴィネットと、とろけるチーズをイメージしたグリッシーニで、ハイジの世界をリアルに味わっちゃお。
「アルプスの少女ハイジ」は美しい大自然のなかで繰り広げられた子供と大人と動物たちの感動物語。
パンにのせたとろけるチーズ、無邪気なハイジの笑顔が忘れられません。
あなたが思い出すのはどの場面?
今回は、あのオープニングのブランコにのるハイジが立体化!
香川雅彦の向上する表現力には目が離せません。!!
1.ブランコとハイジ
雄大なアルプスをバックに、小鳥たちと一緒に楽しそうにブランコに乗るハイジ。真下にはもみの木に抱かれるようにおじいさんの家が建っています。
遠くにはタカが住んでいる鋭くとがった峯や、夕日が照り映えて真っ赤に染まる山々がそびえ、手前にはデルフリ村の教会のトンガリ屋根も見えます。
誰もがヨーデルを口ずさみたくなる、ハイジの明るく快活な様子が描かれたオープニングのとても印象的なシーンです。
2.ヤギ飼いのペーター
ペーターは村人たちのヤギをあずかって、牧草を食べさせるために山の上までつれていくヤギ飼いです。学校の勉強が苦手なペーターは、山の上でヤギたちとすごしているときが一番好きな時間でした。
ハイジと出会うまでのペーターは無口な、どちらかといえば無愛想な少年でした。でもハイジと友達になって、どんどん明るくなっていきます。ハイジと一緒に山の上まで登ることが、ペーターにとって大切なひとときになりました。
3.ハイジ山に行く
毎朝ハイジはペーターと一緒に山にいきます。
そこは美しいお花畑、様々な動物たち、雄大なながめに出会えるところです。そしてペーターやヤギたちと思い切り遊ぶ、すばらしい場所なのです。
突然雨が降ってきたり、やんちゃなヤギのアトリを助けたり、シロとクマを探して迷子になったりと、いろんな事件もありましたが、ハイジは山ですごす時間が楽しくてしかたがありません。アルムの山は、ハイジとペーターのふたりを優しくつつんでくれるのです。
4.子猫騒動
ある日ハイジはフランクフルトの教会で、たくさんの子猫をもらいました。動物が大好きなハイジは大喜び。白い子猫を一匹だけ連れて帰り、あとはお屋敷まで届けてもらうことにしました。
ところが教会のおじさんが子猫たちを届けてくれたのは、ちょうど家庭教師の先生に勉強を習っているところだったのですから、さあ大変。
バスケットから次々に飛びだしてくる子猫たちに、動物が苦手なロッテンマイヤーさんは大騒ぎして、気絶してしまいます。もちろんあとでハイジは大目玉をもらてしまいました。
5.おんぶの練習
クララがアルプスに来てしばらくたったころ、ペーターはクララを山のお花畑までつれていってあげようと思いつきます。
ペーターがおんぶしてはこんであげればいいのです。
それを聞いたハイジはもちろん大喜びしますが、本当に丈夫だろうかと心配にもなりました。するとペーターは「試してみよう」といって、ハイジをおんぶして走り始めました。これだけできれば大丈夫だと思ったハイジも大はしゃぎ。でもバランスを崩してひっくり返ってしまいます。
それでも、クララをお花畑につれていってあげられるという計画に、二人の胸は大きくふくらむのでした。
6.がんばれクララ
アルプスの大自然に包まれて、クララはどんどん元気になっていきます。そんなある日、近くによってきた牛に驚いてクララは思わず立ち上がります。それを見たおばあさまは大喜び。
すぐにもう一度立って見せて欲しいと願います。でも、立つことを怖がっているクララはできませんでした。
それでもクララは立つための練習を始めます。
なかなか思い通りにならずにくじけそうになったときにも、ハイジとペーターの心からの励ましと、おじいさんの優しさにあふれた看護のおかげで元気を取り戻し、なんとしても自分の足で大地を踏みしめることができたのでした。
2.ヤギ飼いのペーター + 3.ハイジ山に行く
2と3は合体できます。合体するとこのようになります。