Array 関数
Array(arglist)
配列が格納されたバリアント型 (Variant) の値を返します。
引数
- arglist
- 値のリストをカンマ (,) で区切って指定します。指定した値は、バリアント型 (Variant) に格納される配列の各要素に代入されます。引数 arglist を指定しない場合は、長さ 0 の配列が作成されます。
解説
配列の要素を参照するには、変数名の後にかっこを付け、かっこの中に参照する要素のインデックス番号を指定します。
使用例
次のコード例の最初のステートメントでは、バリアント型の変数 A を宣言しています。2 番目のステートメントでは、変数 A に配列を代入しています。最後のステートメントでは、配列の 2 番目の要素に格納されている値を、別の変数に代入しています。
Dim A A = Array(10,20,30) B = A(2) 'B の値は、30 です。
備考
配列として宣言していないバリアント型に、配列を格納できます。また、バリアント型の変数には、固定長文字列およびユーザー定義型以外の型の配列を格納できます。配列を格納したバリアント型は、バリアント型の要素を持つ配列とは概念的に異なりますが、各要素に対する処理方法は同じです。