FormatNumber 関数
FormatNumber(lngNum [,lngBeam, blnInc1, blnInc2 ,blnInc3])
数値形式の文字列に書式設定して返す文字列処理関数です。
引数
- lngNum
- 書式を変換する数値を指定します。
- lngBeam
- 省略可能です。
小数点以下に表示する桁数を表す数値を指定します。(省略した場合は、「地域のプロパティ」の値が設定されます) - blnInc1
- 省略可能です。
小数点の左側のゼロを表示するかどうかを表す定数を指定します。(省略した場合は、「地域のプロパティ」の設定値が設定されます)定数 値 内容 TristateTrue -1 ゼロを表示します TristateFalse 0 ゼロを表示しません TristateUseDefault -2 「地域のプロパティ」の設定値を使用します - blnInc2
- 省略可能です。
負の値をかっこで囲むかどうかを表す定数を指定します。(省略した場合は、「地域のプロパティ」の設定値が設定されます)定数 値 内容 TristateTrue -1 かっこで囲みます TristateFalse 0 かっこで囲みません TristateUseDefault -2 「地域のプロパティ」の設定値を使用します - blnInc3
- 省略可能です。
「地域のプロパティ」で指定されている桁区切り記号を使用して、数値を区切るかどうかを表す定数を指定します。(省略した場合は、「地域のプロパティ」の設定値が設定されます)定数 値 内容 TristateTrue -1 桁区切り記号を表示します TristateFalse 0 桁区切り記号を表示しません TristateUseDefault -2 「地域のプロパティ」の設定値を使用します
備考
これらの設定値の情報は、「地域のプロパティ」の[数値]タブに基づいています。
使用例
次のコードは、FormatNumber 関数を使って式の書式を変更する例です。
Dim strNum strNum = FormatNumber(1000, 0, 0, 0, 0) 'strNumに 1000 がセットされます。 strNum = FormatNumber(1000, 0, 0, 0, -1) 'strNumに 1,000 がセットされます。 strNum = FormatNumber(1 / 3, 2, -1, 0, -1) 'strNumに 0.33 がセットされます。